「オイシイ イン ボトル」

こんにちは、今日は鎌倉ハウスのお知らせ。


今月末に、みんなの自慢の美味しいものをお裾分けしようという企画、
「オイシイ イン ボトル」を開催いたします。

ワタクシたち、オオヤコーヒ焙煎所+Kafe工船からは、
コーヒー豆の瓶詰めと、山海の珍味をご紹介いたします。


コーヒーについては、もう話すまでもないですが(笑)、
私達の大好きな山海の珍味についてお話させていただきます。


今回は三種類の海産物を用意しました。
日頃、私達がお使いものにしているのですが、
100%の確率で「例のアレ、どうやったら購入出来ますか?」とお問い合わせ戴く、
打率の高すぎる一品ばかりです。


まず、その1「あごだし」
馴染みのない方も多いと思いますが、奥能登産のアゴ(飛び魚)の出汁です。
一流の蕎麦屋アゴ出汁でツユを作ると言われておりますが、
出汁業界では(そんな業界あるのか?)キング・オブ・出汁と言えばアゴだし。
もちろん値段も一流なんですが、一度アゴだしに手を出すともう引き返せなくなってしまいます。
野菜の炊き合わせや、お味噌汁、素麺の出汁やうどんの出汁など幅広くお使いいただけます。
アゴだしは、野菜との相性が良いので茄子の煮浸しやカボチャの煮物などは最高です。
節約して使いたい方は、昆布との合わせ出汁にして使うのも良いと思います。


その2、「鰯のいしる」
いしるとは、魚醤のこと。
最近ではナンプラーニョクマムなどという名前の方がご存知の方は多いかもしれませんね。
能登では、鰯か鯖、烏賊で魚醤をつくります。
名前の通り魚の醤油です。
すごく美味しいのに使い方がわからないという方も多い調味料ですが、
魚醤はナンプラーニョクマムを筆頭にイタリア ガルム、コラトゥーラなど世界に存在します。
つまり、エスニック料理やイタリア料理に塩やアンチョビの代用に使うことができます。
春雨のサラダに沢山のレモンと共にドレッシングにつかったり、
トマトソースにさっと振り入れたりと、楽しんでみてください。
恐ろしく長期保存できるのでアンチョビ買い忘れたからスパゲッティが作れない、
などということにはなりません。


初めて使う人にはコツがあります。
最初は野菜料理に使ってみてください。
タイには魚醤を使ったビフテキみたいな料理がありますが、
まずは、さっと野菜にくぐらせて、焼き野菜などに。
動物性のものに合わせる場合は油を控えて柑橘を効かせてください。


でも、ほんとはオニギリが一番美味しいのです。
鎌倉ハウスで作るそうなので、詳しくは鎌倉ハウスまで。


その3 「ごろイカ
簡単に言うと肝が入ったままの丸干しイカです。
いやはや、これはホントに美味しいです。
酒ノミをクレイジーにさせるキング・オブ・オツマミ(二回目)
オールドスクールな酒呑みは炙って細切りにしてそのまま召し上がって、
ニュースクール酒呑みは、炙ったイカの細切りをサワークリームで合えてロシア風に。


酒呑みでない方は、トマトソースにごろイカとアニスをほんの少しいれてポルトガル風パスタソースや、
オイルと温めてじゃがいものサラダやゆで玉子のサラダでニース風、
ブロッコリーと花山椒とニンニクで炒めて四川風。セロリと胡麻油であえて韓国風、
お好み焼きに入れて関西風と、ごろイカで世界一周も夢じゃありません。


あと、ごろイカは余り日持ちしないので、
冷凍するか、オイル漬けにして保存してください。


とまぁこんな感じ。ちょっと疲れたのでこのくらいに。
あと、少量ですがカフェ工船作の夏いちごのジャムも販売します。
広島で夏いちごを栽培しているらしく、珍しいのでジャムにしました。
酸っぱく仕上げて夏らしく。
それぞれ、味見もできるとのこと。
皆様のお越しをお待ちしております。

鎌倉ハウス「OISHII IN BOTTLE」